男性の心と胃袋を掴むスープ
e0264394_257579.jpg
2月が始まりました。そろそろバレンタインデーが来ますね…
ハンガリーの独特なバレンタインデーの習慣について書こうと思いましたが、実は何も特別な習慣がないことに気がつきました。ハンガリーでは、普通に好きな人にチョコやケーキ、花やぬいぐるみを渡す日、とだけ定義づけられているからです。男女関係なく、好きな人がいれば誰でも言葉やプレゼントでそれを表現できる日です 。伝統ではなくアメリカの映画に見習った、ということだけです。

それでも、まぁ、食べ物で愛情を表す、もっとハンガリー人的な方法もありますよ☆

その昔、村や小さい町では、男性たちは女性の家へ、交際する目的で行く日が決まっていました。(たとえば毎週木曜日だけみたいな形で…)いろんな男性が来ては、女性や女性の家族と話し合いましたが、なかなか気に入る男性が現れません。でも、そんなある日、家族の気にいる男性が彼女の家へ来たのです。そして、その男性、たった一人にだけ、このスープが出されたのです。>>>軽薄なんですよね(笑)<<<このスープは「Legényfogó leves」と言います。直訳すると「男性を掴むスープ」という意味になります。作りやすくて、早くできるのに美味しくて、味が豊富であるスープです。もちろん作り方が 地域ごとに少々異なります。

さて、その素晴らしい求婚者の胃袋を掴むといわれる、うわさのスープのレシピを紹介させていただきます:

材料(1鍋分):

ベース
グリーンピース 200g
きのこ 200g
セロリ、ニンジン、ルートパセリ 200g
鶏の胸肉 300g
鶏のレバー     300g
玉ねぎ       大2個
水2L
サラダ油

habarás
調理用生クリーム  200 ml
サワークリーム   200 ml
小麦粉小さじ2
(※ハンガリーでは、調理用生クリームは「főzőtejszín」という名前で売っています)

味付け
レモン汁      小さじ1

コショウ
ローリエ
ディル(別名:イノンド。セリ科のハーブ)
クミンパウダー
マスタード
グヤーシュクリーム(スーパーで購入できます)
e0264394_2581561.jpg

作り方:
①みじん切りにした玉ねぎをキツネ色になるまで炒める。
②一口大に切った肉も合わせ炒める。
③胸肉が白くなったら、さいの目に切った野菜(ニンジン、セロリ、ルートパセリ)と
グリーンピースを加える。
④塩とコショウで味付けをする。
⑤蓋をして、肉と野菜を軽く蒸し煮にしたら、きのこを加える。
⑥1.5~2Lの水を入れ、材料を煮込む。
⑦材料がやわらかくなったら、レバーを胸肉と同様に一口大に切り、スープに加える。
⑧沸騰したら、さらに5分間煮る。
⑨その間に「habarás」を作る:ボウルに小麦粉入れ、サワークリームと調理用生クリームをよく混ぜ合わせる。
⑩火を弱め、habarásをスープに加え、ハーブで味付けをし、3~4分後、火から鍋をおろす。
⑪そのまま5分おき、レモン汁を加え、 軽く混ぜたら出来上がり。
[PR]
by itadakimasu_hu | 2013-02-05 03:02 | レシピ
<< 和食にハンガリーワインを ~ソ... ブダペスト初!魚祝祭 >>