ハンガリーの最高の赤ワイン生産地
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ハンガリーは、ワインづくりに適した地域で認められる北部付近に位置し、少量の日光を必要とする白ブドウの栽培が盛んなことはいうまでもないですが、世界に通用する赤ワインの生産でも有名です。

今年、パリで行われた「Vinalies 2013」という、最も権威のあるワイン大会では、ヴィラーニ (Villány)のワイナリーであるBock ワイナリーが、赤ワインで有名なフランスを差し置いて、赤ワイン部門で2つの金メダルを獲得しました。

赤ワインには欠かせない黒ブドウは、地中海由来の種類の為、白ブドウより日光を多く必要とします。ハンガリーはというと、カルパチア山脈に守られた盆地にあり、大陸性気候の国ですが、バラトンとヴィラーニの周辺は地中海性に近い気候の為、日照時間が長く、冬でも暖かく、ブドウ以外にイチジクの栽培も可能な地域でもあります。

そんなヴィラーニは、ハンガリーの中で一番暑い地域の一つです。この地域でのブドウ栽培を復興させたのはローマ人ですが、復活させたのは18世紀に移住してきたシュワーベン人の農家でした。(シュワーベン人とは、オスマン・トルコ民族に約150年間支配下におかれた後、オスマン帝国領であったハンガリーの領土人口が急激に減少したことが理由で、ハプスブルク皇帝にドイツの南部から移住させられた民族です)

2100ヘクタールもの広大な土地の約70-80 %では、主に黒ブドウがつくられています。フランスで有名な世界的品種であるカベルネやメルローをはじめ、ハンガリーのブドウ品種で有名なkékfrankos (ケークフランコシュ)、portugizer(ポルトゥギーザー)、kadarka(カダルカ)です。遅摘みの為、口当たりが軽く、フルーティーで、日常に飲めるワインをつくることができます。ただし、ボルドー種であれば、みなさんもご存知のように、どっしりとした、フルボディーらしい濃いルビー色をした、しっかりとした味の赤ワインができます。そんなヴィラーニワイン産地のワインメーカーは、90年代に設立された「Év Bortermelője」(oo年度のワイン生産者)賞を4回も受賞しているのです。

最後に、ウィラーニワイン産地のトップワイナリーを紹介させていただきます。Bock、Gere Tiffánワイナリー、Günzer、Malatinszky、 Sauska そして Vylyan ワイナリー。これらのワイナリーでは、ワインをフランスやカリフォルニアと同じレベルの近代的な工房でつくっています。これらのワインは、それぞれのワイン地域にある、高級レストランやペンションでお試しいただくことができます。

詳細は、英語のウェブページをご覧下さい:http://villanyiborvidek.hu/en
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by itadakimasu_hu | 2013-04-02 22:50 | ワイン
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