ヘルシーで香ばしいポガーチャ♪
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ハンガリーに行ったことがある方なら、ポガーチャがどんなものか、きっとご存知でしょう。スコーンよりも重たい、プチパンと説明したら一番想像しやすいのではないでしょうか。パン生地から作られた持ち歩きやすく、賞味期限も長い、安くて美味しいおやつです。日本のおにぎりと同じように、味付けも色々です。キャベツのポガーチャ、チーズとサワークリームのポガーチャ、ベーコンのポガーチャなど、生地に何でも好きなものを混ぜてつくることができます。学校のビュッフェやレストランで、グヤーシュのサイドディッシュとして、色んなところに登場しますが、元々は旅行する人の為に作られた小形パンでした。

ラムソン(クマネギ)はハンガリー語で「medvehagyma」と言います。この名前の由来は、熊が冬眠から起きた後、胃や血を浄化する為にこの植物を食べるということからきています。ハンガリーの春の一番美味しい解毒剤です♪

一般には、葉が20センチくらいまでに育つ3月末頃から5月ごろ、花を咲かせる直前まで収穫できます。有毒のスズランと見た目は間違えやすいですが、似た植物の中で、ニンニクに似た香りをもつのはラムソンだけです。

e0264394_5324244.jpg治療的な使い方は書き切れないほど多いです:
☆西欧医学は、東洋医学に比べ、薬草をあまり認識していなくても、ラムソンが高血圧症を抑える、動脈硬化を防ぐ、血液浄化剤の効果を果たす、ということを明らかにしています。
☆実は腸内殺菌効果もみられるので、民間療法では、ラムソンから作った煎じ薬を胃腸障害(下痢、胃腸炎、消化器疾患など)を治す為に処方していますが、過剰摂取すると、逆に胃を刺激する可能性はあるので、過剰摂取は禁物です。
☆活性成分もあるので、コレステロールを下げ、血栓症を防ぐこともできます。また、記憶力を向上させる効果があることでも知られています。
☆ニンニクに似たハーブで、生理作用もほぼ同じです。においは、ニンニクほど強くないので、毎日食べることもできます。
☆ビタミンC含有量も高く、一般的な病気に対する免疫力を向上させる素敵なハーブです。

新鮮なままで食べると、治療力が一番効果的なので、葉をそのままサラダに入れたり、小さく刻んでバターと混ぜてパンに塗ったり、ペーストにしたりして食べてみてください。また、隠し味のハーブとして多くの料理にも使えます。スープ、ピザ、パスタソースに隠れていることも。今回はこのハーブを使ったポガーチャのレシピを紹介させていただきます。
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ラムソンのジャガイモポガーチャ(medvehagymás burgonyapogácsa)

材料(2トレイ分)
生イースト25g
牛乳100ml
砂糖 小さじ1/2
小麦粉400g
ジャガイモ( 茹でて潰したもの)250g
バター 100g
サラダ油 50ml
塩小さじ1
ラムソン1束
卵黄 1個

作り方
準備:ジャガイモは茹でておく。ラムソンをよく洗って、細く刻む。
①牛乳を人肌くらいまで温めた中に、砂糖とイーストをつぶしながら入れ、軽く混ぜる。
②①が膨らむまで寝かす。
③大きなボールに小麦粉、ジャガイモ、バター、サラダ油、塩を混ぜ合わす。
④③のボールに②を加え混ぜ合わす。
⑤ボールから生地を取り出し、小麦粉をそのボールに振り、生地を戻す。
⑥上にディッシュクロスをかぶせ、45分ほど寝かせる。
⑦小麦粉を振りかけた台の上で、生地を伸ばす。(20~25mmの厚さが望ましい)
⑧生地の上にナイフでチェック模様を描く。
⑨Pogácsaszaggató (上の図)や他の円いカッターで抜く(カッターがない場合は、普通にナイフで四角に切ってもいい。
⑩抜いた物をベーキングシートがひいてあるトレイに移し、上に卵黄を塗る。
⑪220度に予熱したオーブンで約15分(上が赤くなるまで)焼き、出来上がり!!!

お客さんを迎える時、こんな香ばしいポガーチャを出すのはいかがでしょうか。
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by itadakimasu_hu | 2013-04-11 23:16 | レシピ
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