バラトンのグルメ旅行記 【1日目】
バラトン湖を自転車で一周することは私の昔からの夢でした。しかし、タイミングが難しかったうえ、一緒に行ってくれる人がなかなかみつからず、今まで叶えることができませんでした。
実は、バラトン湖を一周することは、ハンガリーの運動好きな若者の中では非常に人気度の高い旅行なのです。約200キロ続く自転車道は、このハンガリーにはここしなないかもしれません。しかも景色は、とても綺麗です。夏休みに一周する人も多いですが、とても暑く観光客が多いうえ、道路も混むので私は春がいいなと思っていました。
毎年4月頃「Balatonkör」というバラトン湖を24時間で一周するチャレンジが行われますが、私には24時間で200キロは無理でしょう。いろいろ食べてみたいし…(笑)
そんな中、今年、チャンスが私にも巡ってきました。エステルという友達が、やっと「いいよ」といってくれたのです。ちょうど、会社の連休も5月明けになったので、今年、ようやく私の夢が実現したのです☆

旅程:Balatonfüred→Tihany→Révfülöp

私たちと同じように、Balatonfüredで電車を降りてバラトンを自転車で一周しようとしている親切なお兄さん達に、自転車を降ろしてもらったところから私たちの旅は始まりました♪
自転車道がどこにあるかわからず走り出した私たち。71号線道路を自転車で走り出したら、すぐに警察に止められて、自転車道を走りなさいと言われ、お巡りさんに場所を教えてもらいました。お昼前にはTihany半島に着いて、Tihanyの修道院の日陰でバラトン湖を眺めながら休憩しました。
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疲れも取れたし、お腹空いたね、ということで、教会の横にある、公園から続く観光客のため商店街をブラブラして、目的のレストランへとたどり着きました。
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そこには、私がハンガリーの伝統的な焼き物の中で一番好きなMiska kancsó(ミシュカ・カンチョー)という昔のHuszár(フサール)とよばれる19世紀の軍人の形をしている水差しもありました。
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Tihanyで買うお土産といえば、ラベンダーの手作り品物です。Tihanyのお土産のそれらは、1920年代にフランスから持ってきたものですが、ラベンダーには、Tihany半島の火山岩がよく合うため、精油の割合はフランスのラベンダーよりも高いと国際的に有名です。
この素敵なハーブを中心とするラベンダーフェスティバルは毎年開催されます。今年は、6月22~23日にありますが、来月にまた、このイベントについて詳しい情報をお知らせします。ラベンダーの天然オイルが安く買えるので、私は来る度購入します。皆様にもおススメです。
それ以外にも、日本人には珍しいでしょうか、ラベンダー味のミルクチョコやラベンダーオイル入りのヤギのミルクで作られた石鹸もよく買います。写真のLevendula Bolt(ラベンダーの店という意)にはラベンダーのいろんな可愛い小物が売っているので、Tihanyに来ると必ず立ち寄ります。ラベンダーショップのホームページはこちらです。
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散歩途中で見かけた、とても可愛いお店です。家に庭があれば是非ともこんなカラフルで可愛いアクセサリーで飾りたいな~と思いました。
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ランチは、ラベンダー味のタルタルソース付の焼き魚を食べる予定でしたが、何とレストランが閉鎖されていました。しょうがなく近くにあった、お客さんが多いレストランに入ってしまう馬鹿な選択をしてしまいました。このレストランの名前はFogas csárdaです。バラトン周辺レストランのブラックリストの一番上にご記入下さい。入って大失敗でした。エステルはまだあまりお腹がすいてないといって、ただのRántott sajt rizzsel és tartármártással(タルタルソース付きチーズフライとライス)にしました。私はAszalt szilvával töltött pulykamell burgonyakrokettel(七面鳥胸肉のプルーン巻きとポテトコロッケ)を注文しました。まさかスーパーで購入する冷凍食品を出してくるとは思いませんでした。お客さんの料理を作る気のない人たちが、何でレストランを出すのか、良く理解できませんでした。その時のショックがあまりにも大きすぎて、文句を言えずに出された料理を食べてしまいましたが…
私達は自転車が見えるようにテラスに座りましたが、私たちが入る決めてとなった大勢の人の正体は、ドイツ人の老人観光ツアーグループでした。食事を終え、ドイツからハンガリーに旅行に来てこんな最悪な料理を食べさせる旅行会社が存在することに腹が立ちながら、私はお手洗いを探していました。お手洗いの前にこのレストランの唯一の魅力点というか、楽しい所がありましたので紹介します。それは、地下にある、トイレの入り口すぐ横にあった適当おばあちゃんのびっくりカロチャのお店です。壁がカロチャ刺繍の品物で溢れかえっていて、コーナーではおばあちゃんが頑張って刺繍をしていました。
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店名:Fogas Csárda
住所:8237 Tihany Kossuth Lajos utca 9
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「不幸は続いてやって来る」ともいわれますね。この旅行の1日目の午後は信じられないほど運が悪かったのです >_<“

Tihanyを出て、山から下る途中、いろんな素敵な景色を目にしながら、バラトン一周の自転車道のメイン通りに戻ってきました。バラトン北沿いと言えば、南沿いに比べて、道のアップダウンは激しいです。旅に出る、となると、自然に「なんとかなるさ!」モードになる私は、リュックサック一つで、バックパッカーそのもの♪でも、何十キロの荷物を積んで上る道は、エステルには、かなりきつかったようです。
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バラトンの北沿いを旅すれば、歴史を感じる、遺跡に出会う可能性は高いです。私達も、自転車道をちょこっと離れたところで、趣のある13世紀の教会の名残など、いくつも発見しました。自然に抱かれた古い建物は、入ると落ちつきます。ブダペストの近くにあれば、もう落書きだらけになってるでしょう。
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Balatonakaliを通りすぎ、あと15キロしかないと、心から喜ぶ中、突然私の自転車が物凄く乗り難くなりました。タイヤがパンクしていたのです(>_<;)次の町は約5キロ先でだったので、Balatonakaliに戻るしかなかったのです。運がよくタイヤを交換できるサービスステーションを見つけました。自転車でバラトンを一周しようと考えてる方には、バラトン周辺の自転車サービスステーションの住所を、あらかじめ調べておいたほうがいいでしょう。今回、助けてもらったお店のホームページはこちらです。自転車の保管、貸出し、修理以外にも、シャワー、ドリンク、食事等のサービスもあるので、Balatonakaliに行くことがあれば、ビールでも飲みに入ってみてください。
一度あることは二度あるとは、このことでしょうか。自転車を修正してもらってる最中に突然嵐が来ました。近くの電車の駅が私達を呼んでいるというような気がしましたが、我慢して嵐がおさまってから、次の目的地へと自転車で走り出しました。
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夕方6時頃、やっとRévfülöpに着きました。そこで次のピンチが現れました。親戚のおばさんの別荘に泊まるはずでしたが、何とベッドルームに入った瞬間、動物が動いてる物音に気がつきました。別荘なので、半年ほどの間、だれも使っていなかったのです。その隙を狙ってネズミたちが住み着いてしまっていたのです。しかも箒で壁を叩くと、2、3匹とかではなく、結構の数のネズミの足音が聞こえたので、無料の宿泊を直ぐにあきらめて、おばさんに断りの連絡をし、近くのユース・ホステルの部屋を予約しました。

ハプニングばかりが続いたせいで時間がかなり遅くなってしまい、計画した2つ目のレストランにも行けなくなる!と不安になった私たちは、荷物を素早く置いて、まるでその日何もしなかったように、自転車を信じられない速さでTóth Vendéglőというレストランまで飛ばしました。

このレストランは、私の家族が10年間以上通っている、お気に入りのレストランのひとつです。家族経営で、丁寧な接客に、とても雰囲気のいい店内、食べ物は本格的なハンガリーの家庭料理を出す、とっても美味しいレストランです。急いで行ったにもかかわらず、着いたのはもう8時でした。9時閉店だったので、ドキドキしながらウェイターのおじさんに注文できるかを聞いてみました。おじさんは難しい顔をして「どうかな…」みたいなことを言いました。冗談だったのですが、私はもう泣きそうになりました。そんな私の顔を見て、「もちろん、こちらへどうぞ」笑いながら席まで案内してくれました。
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このレストランのオススメは、Natúr pulykamell „Falusi” módra(田舎風七面鳥胸肉のグリル)とVadas marhasült spagettivel(ウァダシュ・ソースのビーフのグリルとスパゲッティ)です。田舎風ターキーというの七面鳥の胸肉をグリルして、ハムとジャガイモのランゴシュに挟んで、上にサワークリームとチーズがかけられた一品です。ターキーが嫌な人は豚肉バージョンでも頼めますよ。夕食には大きすぎなので、今回は頼みませんでしたが、オススメです。
Vadas mártásというハンガリーの独特のソースは食べたことありますか?なかたっら宿題です:食べてみて下さい(笑)とても美味しいですよ。元々、鹿や猪の肉から作られていたことから、狩人のソースという名前がつけられたのです。これは、肉を入れなくても作れるし、森の動物が少なくなってきたので、最近は牛肉で作られているほうが多いですが、味はニンジン、たまねぎ、サワークリーム、マスタードの調和がいかにとれてるかが重要だと思います。Tóthでは牛肉でも鹿肉でも食べれますが、どちらも美味しすぎ!です。牛肉でオーダーするとパスタがついてくるというので、私は今回それにしました。
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エステルが食べたFokhagymás szűzpecsenye parasztos burgonyával(砂肝のガーリック炒めとポテト)も美味しそうですね。
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店名:Tóth Vendéglő
住所:8253 Révfülöp Kacsajtosi út 16【地図
電話:+36 87 464 406
ホームページ:http://www.tothvendeglo.hu/


とにかく、大変な1日目でした!!!
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by itadakimasu_hu | 2013-05-14 20:39 | その他
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