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同じ料理を二度と出さないレストラン
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東駅から歩いて10分のとこにある「Olimpia」レストランでは、特別なグルメ経験があなたを待っています。このレストランは、だれもが今まで抱いていた感覚を覆すようなレストランです。

それは、一番フレッシュな食材しか使わず、よりよいものをお客様に出し、食事の雰囲気を重んじ、そして、レストラン経営で発生する無駄は最小限にする、という環境にも優しい経営方針からも伺えます。
もちろん、決められたメニューはありません。信頼するサプライヤーや市場のベンダーが提供するものからシェフが触発される食材だけを毎日購入し、その日だけのメニューを作ります。その日のメニューは、レストランの壁にある大きな黒板には書いてありますが、確実にその中から何が出てくるかは料理がきてからのお楽しみ、シェフのお任せ料理となります。つまり、来店したお客さんは食べたいコースの数だけを決めて出てくる食事を楽しむ、という、なんともユニークなスタイルのレストランなのです。

でも、営業時間は決まっています。ランチは12時から15時まで。この時間のあいだであれば、いつ入店しても構いませんが、15時には必ずお店が閉まりますので、ご注意ください。ディナーは、事前予約が必要の7時入店、という制度になっています。7時から順に料理が運ばれ、料理と料理の間には歓談の時間がおかれ、最後のコースデザートは21時ぐらいになりなす。

値段もコースの数で変わります:
日替わりランチメニュー
メインコースのみ: 1600 Ft
2つのコースメニュー: 1950 Ft
3つのコースメニュー: 2250 Ft

日替わりディナーメニュー
4 つのコースメニュー: 5 900 Ft
5つのコースメニュー: 7 000 Ft
6 つのコースメニュー: 7 900 Ft
7 つのコース:メニュー 8 500 Ft
※毎週火曜日だけの魚ディナーは、このレストランのスペシャルメニューでもあります☆
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毎週火曜日だけの(通常は)7つのコースメニューのみ楽しめる料理となります。魚は、トリエステ・ミラノの魚市場で購入したものを使用し、シェフがその日に仕入れた食材とのバランスで、1人あたりおよそ10000~13000HUFでお楽しみいただけます。

水道水と炭酸水(ミネラルウォーターではない)は無料で何杯も飲めますが、それ以外の飲み物は、ドリンクメニューから(有料)選択ください。食事に合うワインの選択に迷った時は、ソムリエがいますので、きいてみてください。
また、レストラン手作りパンも食べ放題となっています。

このレストランでの注目点はもうヒトツあります☆常連客でもある、Olimpiaのクリエイティビティーに触発された一人の陶芸家が、レストランの為に美しいお皿をつくったのです。同じ料理をいつもとは違うお皿で料理を楽しむことで、また一味違う雰囲気を味わうこともでき、面白いグルメ経験ができることではないでしょうか。

連絡先
店名:Olimpia Vendéglő
電話:+36-1-321-2805
住所:Budapest 1076, Alpár utca 5. 【地図
ホームページ:http://www.alparutca.hu/


営業時間:
月~金: ランチ:12~15時、ディナー:19~22時;
土:デイナー: 19~22時
日・祝:CLOSED
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by itadakimasu_hu | 2013-04-25 13:09 | お店
スープ・フェスティバル
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スープは、世界のどこの国でも食べられ、ここハンガリーでも、ランチでメイン料理の前に食べる料理として親しまれ、何百年もの歴史を持っています。昔と違い、忙しい平日にスープを食べる時間があまりなく、現代ではメインだけ食べる人が多くなってきましたが、週末のランチではスープも必ず食べます。

スープは健康によく美味しいので、昼休憩になどの小腹対策としても、最近また人気になってきたようです。以前紹介されたLeves.と同じようなスープ・バー(Bors、Fragola、Soupway Leves等)がブダペストで次々開店していることからも、その事実がうかがえます。
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ブダペスト初!スープ・フェスティバル  BudaiLevesfesztivál

スープ・フェスティバルの場所は変更されています。
新しい場所:Árpád fejedelem útja 7.
 【地図
マルギット橋の近くのElvis Presley公園の隣りの「HILD UDVAR」に あります。
駐車所:エルヴィス・プレスリー公園の前の駐車所は無料です。
公共交通機関利用の場合:
バス86, 109, 160, 206, 260 (Császár-Komjádi uszoda下車)
市電4,6,14ライン (Margit Híd budai hídfő下車)
Hév H5ライン(Margit Híd budai hídfő下車)が最寄駅となります。

開催日:2013年4月26・27・28日
 金曜日:14時~19時くらいまで
 土曜日、日曜日:10時~19時くらいまで
入場料:無料
スープ:カップ(小)500HUF / カップ(大)1000HUF
※元々の計画の4月19・20・21日の開催日は、近くのMillenaris ParKで同時に行われるブック・フェスティバルに参加する外国の政治家の訪問より、セキュリティ上の理由で一週間ずらすとことになりました。(4月17日)

ブダペストで、4月19日から21日までの3日間、ブダペスト初のスープ・フェスティバルが行われます。ハンガリー有名のグヤーシュ、ハラースレーやフルーツスープ(美味しいフルーツスープのレシピはこちらをご覧ください:フルーツスープ)をはじめ、伝統的なサヤインゲンや肉入りパローツ風のスープ(Palócleves)、肉の塊(豚足など)入りインゲンマメのスープ(Csülkös bableves)、野菜スープ等も味わうことができます。

その他にもトランシルバニア、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、ロシア、アフリカ、アジア等の独特なスープもありますよ。

プログラム
* 金曜日は、コックさんがつくった5種類のスープの作り方を披露します。その中には、以前紹介された「Legényfogó leves」の作り方もみることができますよ。
* 土曜日の午前の部はスープ作りコンテスト、午後の部では、アジアの様々なスープが紹介されます。
* 日曜日の午前の部では、子供向けのプログラムがあり、午後からは、スープ作りとなっています。
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by itadakimasu_hu | 2013-04-17 15:10 | イベント
ヘルシーで香ばしいポガーチャ♪
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ハンガリーに行ったことがある方なら、ポガーチャがどんなものか、きっとご存知でしょう。スコーンよりも重たい、プチパンと説明したら一番想像しやすいのではないでしょうか。パン生地から作られた持ち歩きやすく、賞味期限も長い、安くて美味しいおやつです。日本のおにぎりと同じように、味付けも色々です。キャベツのポガーチャ、チーズとサワークリームのポガーチャ、ベーコンのポガーチャなど、生地に何でも好きなものを混ぜてつくることができます。学校のビュッフェやレストランで、グヤーシュのサイドディッシュとして、色んなところに登場しますが、元々は旅行する人の為に作られた小形パンでした。

ラムソン(クマネギ)はハンガリー語で「medvehagyma」と言います。この名前の由来は、熊が冬眠から起きた後、胃や血を浄化する為にこの植物を食べるということからきています。ハンガリーの春の一番美味しい解毒剤です♪

一般には、葉が20センチくらいまでに育つ3月末頃から5月ごろ、花を咲かせる直前まで収穫できます。有毒のスズランと見た目は間違えやすいですが、似た植物の中で、ニンニクに似た香りをもつのはラムソンだけです。

e0264394_5324244.jpg治療的な使い方は書き切れないほど多いです:
☆西欧医学は、東洋医学に比べ、薬草をあまり認識していなくても、ラムソンが高血圧症を抑える、動脈硬化を防ぐ、血液浄化剤の効果を果たす、ということを明らかにしています。
☆実は腸内殺菌効果もみられるので、民間療法では、ラムソンから作った煎じ薬を胃腸障害(下痢、胃腸炎、消化器疾患など)を治す為に処方していますが、過剰摂取すると、逆に胃を刺激する可能性はあるので、過剰摂取は禁物です。
☆活性成分もあるので、コレステロールを下げ、血栓症を防ぐこともできます。また、記憶力を向上させる効果があることでも知られています。
☆ニンニクに似たハーブで、生理作用もほぼ同じです。においは、ニンニクほど強くないので、毎日食べることもできます。
☆ビタミンC含有量も高く、一般的な病気に対する免疫力を向上させる素敵なハーブです。

新鮮なままで食べると、治療力が一番効果的なので、葉をそのままサラダに入れたり、小さく刻んでバターと混ぜてパンに塗ったり、ペーストにしたりして食べてみてください。また、隠し味のハーブとして多くの料理にも使えます。スープ、ピザ、パスタソースに隠れていることも。今回はこのハーブを使ったポガーチャのレシピを紹介させていただきます。
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ラムソンのジャガイモポガーチャ(medvehagymás burgonyapogácsa)

材料(2トレイ分)
生イースト25g
牛乳100ml
砂糖 小さじ1/2
小麦粉400g
ジャガイモ( 茹でて潰したもの)250g
バター 100g
サラダ油 50ml
塩小さじ1
ラムソン1束
卵黄 1個

作り方
準備:ジャガイモは茹でておく。ラムソンをよく洗って、細く刻む。
①牛乳を人肌くらいまで温めた中に、砂糖とイーストをつぶしながら入れ、軽く混ぜる。
②①が膨らむまで寝かす。
③大きなボールに小麦粉、ジャガイモ、バター、サラダ油、塩を混ぜ合わす。
④③のボールに②を加え混ぜ合わす。
⑤ボールから生地を取り出し、小麦粉をそのボールに振り、生地を戻す。
⑥上にディッシュクロスをかぶせ、45分ほど寝かせる。
⑦小麦粉を振りかけた台の上で、生地を伸ばす。(20~25mmの厚さが望ましい)
⑧生地の上にナイフでチェック模様を描く。
⑨Pogácsaszaggató (上の図)や他の円いカッターで抜く(カッターがない場合は、普通にナイフで四角に切ってもいい。
⑩抜いた物をベーキングシートがひいてあるトレイに移し、上に卵黄を塗る。
⑪220度に予熱したオーブンで約15分(上が赤くなるまで)焼き、出来上がり!!!

お客さんを迎える時、こんな香ばしいポガーチャを出すのはいかがでしょうか。
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by itadakimasu_hu | 2013-04-11 23:16 | レシピ
週末、マーケットに行きましょう!
食品の買い物といえば、時間が足りない平日は家の近くの大きいスーパーマーケットでは基本食材何でも簡単に手に入ります、週末は市場に行って、ゆっくりと買い物する人が未だに多いです。ちょっと不便かもしれませんが、市場では直接の作り手から独特な製品をゲットできるというドキドキがあるからだと思います。今回はこの時期にしかやってない二つのマーケットも紹介させていただきます。

ファーマーズ・マーケット
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Közös Piac  
開催日:2013年4月6日、9-16時
場所:Akvárium Klub, 1051 Budapest, Erzsébet tér(地図
入場料 : 無料

ブダペストの中心にあるAkvárium Klubという場所で毎月一回、地元の人々が自家製の製品を販売します。このマーケットは品質が高くて、美味しい野菜、肉や果物はもちろん、ワイン、チーズ、ジャム、甘いものまで様々な商品があります。Madarász Udvarházのマンガリッツァソーセージ、LadyLavenderやchocoMeのチョコレート、X Kekszのビスケット等はおすすめです。

WAMPハンガリーデザインマーケット
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WAMP Designvásár
開催日:毎週日曜日10.00-18.00
場所:Váci1 Üzletház , Budapest(地図
入場料 : 無料

2月から5月の中旬まで毎週日曜日はVörösmarty 広場の綺麗に改装されたVáci1 Üzletház にマーケットが開かれます。WAMPというデザインマーケットは2006年に始まったハンガリーのデザイナーや職人を支えるプロジェクトです。この6年間で独特な小ロット製品を紹介するWAMPは大変な発達をして、ハンガリーの人々だけではなく、外国からの観光客にとっても人気になってきました。毎週様々なデザイン、ファッション、グルメ等のテーマで開かれます。ファッションデザイナー、グラフィックデザイナー等の可愛いアクセサリーや独創的な洋服、さまざまな商品は見る価値があります。

それよりも、マーケットのテーマにかかわらずグルメコーナーが毎回あります。チョコレート、ケーキ、ジャム、ワインは品質が高いばかりではなく、パッケージも素敵です。Szántó Tibor さんのLondon Academy of ChocolateAwardsで銅メダルを貰った「House blendsuperior」というチョコレートはお勧めです。その他には、美味しいサンドイッチ、ケーキ等も食べることが出来ますよ。

次のWAMPのテーマ:
4月7日WAMPミニ(子供中心)
4月14日WAMPファッション
4月21日WAMPデザイン
4月28日WAMPグルメ
5月5日WAMPミニ(子供中心)
5月12日WAMPファッション
5月19日WAMPデザイン
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by itadakimasu_hu | 2013-04-05 22:05 | イベント
ハンガリーの最高の赤ワイン生産地
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ハンガリーは、ワインづくりに適した地域で認められる北部付近に位置し、少量の日光を必要とする白ブドウの栽培が盛んなことはいうまでもないですが、世界に通用する赤ワインの生産でも有名です。

今年、パリで行われた「Vinalies 2013」という、最も権威のあるワイン大会では、ヴィラーニ (Villány)のワイナリーであるBock ワイナリーが、赤ワインで有名なフランスを差し置いて、赤ワイン部門で2つの金メダルを獲得しました。

赤ワインには欠かせない黒ブドウは、地中海由来の種類の為、白ブドウより日光を多く必要とします。ハンガリーはというと、カルパチア山脈に守られた盆地にあり、大陸性気候の国ですが、バラトンとヴィラーニの周辺は地中海性に近い気候の為、日照時間が長く、冬でも暖かく、ブドウ以外にイチジクの栽培も可能な地域でもあります。

そんなヴィラーニは、ハンガリーの中で一番暑い地域の一つです。この地域でのブドウ栽培を復興させたのはローマ人ですが、復活させたのは18世紀に移住してきたシュワーベン人の農家でした。(シュワーベン人とは、オスマン・トルコ民族に約150年間支配下におかれた後、オスマン帝国領であったハンガリーの領土人口が急激に減少したことが理由で、ハプスブルク皇帝にドイツの南部から移住させられた民族です)

2100ヘクタールもの広大な土地の約70-80 %では、主に黒ブドウがつくられています。フランスで有名な世界的品種であるカベルネやメルローをはじめ、ハンガリーのブドウ品種で有名なkékfrankos (ケークフランコシュ)、portugizer(ポルトゥギーザー)、kadarka(カダルカ)です。遅摘みの為、口当たりが軽く、フルーティーで、日常に飲めるワインをつくることができます。ただし、ボルドー種であれば、みなさんもご存知のように、どっしりとした、フルボディーらしい濃いルビー色をした、しっかりとした味の赤ワインができます。そんなヴィラーニワイン産地のワインメーカーは、90年代に設立された「Év Bortermelője」(oo年度のワイン生産者)賞を4回も受賞しているのです。

最後に、ウィラーニワイン産地のトップワイナリーを紹介させていただきます。Bock、Gere Tiffánワイナリー、Günzer、Malatinszky、 Sauska そして Vylyan ワイナリー。これらのワイナリーでは、ワインをフランスやカリフォルニアと同じレベルの近代的な工房でつくっています。これらのワインは、それぞれのワイン地域にある、高級レストランやペンションでお試しいただくことができます。

詳細は、英語のウェブページをご覧下さい:http://villanyiborvidek.hu/en
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by itadakimasu_hu | 2013-04-02 22:50 | ワイン