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ハンガリー東北の涼しい都市
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今月は私の誕生日でした。毎年誕生日会を開いてくれるので、私は、それまで生きてきた人生をゆっくりと振り返るように、故郷のミシュコルツへと帰ります。自然が美しく、人々も穏やかなミシュコルツへ帰る度、いつも心が落ちつきます。
しかし、残念なことに、この私の愛している故郷は、実際のところ、評判がすごく悪いのです。多くの人は「汚い工業都市」というイメージを持っています。でも、このイメージは、現在のミシュコルツのほんの一部に限っていえることで、全てがそうであるとはいえません。ミシュコルツは、長い歴史の中で町並みの景色は大いに変化を遂げたりと、歴史の面においてもとても興味深い、面白い町です。また、ブック山に抱かれて、夏はちょっと涼しくて、冬は雪がとっても綺麗に積もる特別な魅力を持っている、そんなところです。

今回はこの不当に過小評価された私の故郷を、皆様に出身者の目で紹介させていただきます。興味を持ってくだされば、私にとっては本当にありがたいことです。
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・Tapolca・
ミシュコルツの一番人気である観光アトラクションはタポルツァの洞窟温泉です。(Tapolcai Barlangfürdő) 洞窟温泉の水温は約30度と、日本の温泉よりは少し低いかもしれませんが温い方で、塩分が低いため、入浴時間が医学的には限定されていません。関節痛を軽減する効果があると有名な温泉です。夏(6~8月)は毎週土曜日に「Bathing at Night」という8時から10時まで、夏の星空を眺めながら外のプールを楽しむ特別なプログラムがあります。(HP:http://www.barlangfurdo.hu/barlangfurdo
また、洞窟温泉の近くには、ボート遊びができる湖があります。湖の周りの森にはボブスレー(Bobpalya)やロープコース(Kalandpark)が設けてあり、自然溢れる環境の中で楽しい時間を過ごしたい方にオススメの場所でもあります。

Murphy's Irish Pub, Restaurant & Garden
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住所:3508 Miskolc, Május 1. telep 25./a 【地図
電話番号: 36 46 560 385
メール: info.murphys@gmail.com
HP: www.murphysetterem.hu
営業時間:月~日: 11:30~22:00

タポルツァすぐ近くにある、ミシュコルツ大学の真正面にあるMurphy`s は、アイリッシュ・パブをかんじさせるとっても居心地の良いのレストランです。
インテリアはパブに似ていますが、本格的なパブの暗い雰囲気ではなく、おしゃれな感じを醸し出している場所です。
革張りの椅子に座れるし、観賞用の暖炉が置いてあるため、建物の中は本、当にくつろげる環境になっています。
サッカーを見ながら、アイリッシュ・ビールを飲んで、それにぴったり合うステーキ料理食べる。ちょっと女性よりは男性向けの場所と言えるかも知れません(笑)特に夏のテラスは、飲み会には理想的な場所だと思います。
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・町中心・
ミシュコルツの町中心には、歴史的な歩行者専用通路のメインストリート(=Szechenyi Istvan utca)があります。小さいカフェがたくさん並んでいるので、歩いているだけでもとても楽しくなる、そんなストリートとなっています。ミシュコルツのアイスはとても美味しいですよ!試してみてくださいね。

ディオーシュジュール(場所の名前)に行く予定がない場合は、ミシュコルツのアイスをオススメします。私のイチオシのアイス屋さん情報は、後ほど。。。

毎月の第一週間目の日曜日にはアンティークフェアというかフリーマーケットというか・・・とりあえず面白いもの安く発見できる楽しいフェアが行われます。だいたいVaroshaz terからKazincy Ferenc utcaまでいろんなお店がずっと並びます。

Kispipa Halászcsárda
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住所: 3525 Miskolc, Rákóczi u. 4.【地図
電話番号: +36 46 346 911
メールアドレス: kispipahalaszcsarda@gmail.com
ホームページ:http://kispipahalaszcsarda.hu/
営業時間:毎日:11:00~23:00

ミシュコルツで一番古くて、一番有名なレストランです。揚げたカエルの足やカニの爪など、ティサ川の魚料理を出す伝統的なレストランです。私の大好物は、全国で有名になってるティサ風サワークリーム入りハラースレー(Tiszai módon készült korhely halászlé)です。私の家族もクリスマスは、お菓子作りで忙しくなるので、クリスマス・イブのハラースレーは、私が生まれる前から、ずっと、ここのレストランへオーダーしています♪ 魚料理の他には、ハンガリーの伝統的な料理、また、高級グルメ好きな人の為に様々なゴージャスなプレート料理もありますよ。

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・Diósgyőr・
ディオーシュジュールとミシュコルツは元々別の町でした。ディオーシュジュール城の回りには、華やかな文化の町が発達していたことが確認されています。
現在のお城は、13世紀に建てられたと考えれらていますが、考古学の研究者たちは、青銅器時代からの歴史があることを示唆しています。
ラヨシュ1世の治世(1342- 1382)、ハンガリーとポーランドが同君連合だった頃、ディオーシュジュールはハンガリー北部に位置しており、黄金期といわれる時代を送っていました。同君連合が終わった後は、ディオーシュジュール城と町の必要性は弱まり、20世紀前半には、ミシュコルツとディオーシュジュールの間にバスラインとトラムラインを設け、1945年、正式に統一されたのです。でも、実際に一つの町として行動し始めたのは、共産主義時代に鉄鋼業界中心になった時からでした。

※ディオーシュジュールのお城の近くには、アイスがとても美味しいKisgergely Cukrászdaというケーキ屋さんがあるので、近くに立ち寄った際は、ぜひともお尋ね下さい。
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住所: 3534 Miskolc, Miskolc Nagy Lajos király u. 9-13.【地図
営業時間:毎日:9:30~19:00
電話番号: +36 46 531 240
ホームページ:http://www.kisgergely.hu/index.php?lang=2
メール: kisgergely@chello.hu


Végállomás Bistorant
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住所:3534 Miskolc, Dorottya u. 1 【地図
電話番号: +36 46 402 952
HP: http://www.vegallomasetterem.hu
メール: info@vegallomasetterem.hu
営業時間:毎日11:30-22:00

このレストランの建物は元々リラフーレッド森林鉄道の町側の最終駅の待合室であり、Végállomásという名前も最終駅という意味です。
2011年に綺麗に改装されて、ビールもワインも気楽に飲める雰囲気のフランスシックなBistorant(=ビストロ+レストラン)になりました。
地元のお客さんも足を運ぶ、材料の鮮度と品質を非常に大切にするビストロ・レストランです。メニューの最初のページにはシェフのオススメ料理や季節の食材を使った料理が記載されています。

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・Lillafüred・
ミシュコルツを抱いてるブック山には、様々な可愛い村や綺麗なハイキング道があります。涼しくて夏の暑さを和らげる理想的な場所だと思います。
ブック山の一番有名は観光地は、ディオーシュジュール中心からわずか7km離れた、リラフレドという町です。
森林鉄道駅に車を停めて、そこから電車で行くとブック山のいろんな美しい景色を見ながら快適にリラフレドまで行くことができます。
Lillafüredの中心にはPalotaszállóという、1920年代に立てられた豪華なホテルがあります。ホテルの中には3つのレストラン、2つのバー、そして石灰華ワインセラーがあります。ワインセラーで試飲をしたい場合は事前予約が必要となります。(最低人数10人)
ホテルの正面にある湖ではボート遊び、裏手には、山の奥まで続く公園があり、ゆったりと自然を楽しみながらのお散歩、洞窟探検などの体を軽く動かすいろんなアクティビティーがあります。

・Lillafuredi Pisztrángtelep・
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場所:LillafüredとÓmassaの間の道沿い【地図
電話: 06 46 370 922
メール: hoitsy@t-online.hu
ホームページ: http://www.pisztrangtelep.hu/

ここは、ブック山の綺麗な清水で生育した魚の繁殖地でもあります。主にマス類の魚を養殖しています。
生魚や薫製魚は一年中販売されています。薫製魚は、一晩12種類のスパイスのブレンドした特製の塩漬けをした後、冷燻して、ブナの樹皮でさらに燻煙し、最後に鋸屑の上にキツネ色になるまで燻煙するという方法で作られています。
5月~9月までは期間限定で焼き魚が楽しめます。釣った魚を8種類のスパイスと2種類の小麦粉でまぶして焼いた、皮がパリパリしていて美味しい焼き魚を食べることができます。
上記の焼き魚の他に、7月から毎週木曜日にはシンプルにグリル魚、金曜日にはオーブン焼魚、土曜日に薫製の魚のサラダも出されます。

注意:付近は駐車所がほとんどありませんので、車で行く場合はLillafuredに車を止停めて、BánkútとSzentlélek方向に約5キロほど歩きながらお腹を空かせて、目的地までむかってください。

最後にミシュコルツへの旅行に対するもう一つの有力な賛成論を書かせていただきます:ミシュコルツまで来ていただければエゲル、アッグテレキ、トカイまで1時間ぐらいで行けますよ!東北ハンガリーを見て回りたい方には、うってつけの中心置になっています。ぜひ、ミシュコルツへ!
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by itadakimasu_hu | 2013-07-29 02:50 | お店
バラトンのワイン
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「やっと夏だ!!バラトン湖へ行きましょう。」とハンガリー人の叫びをよく耳にしませんか。ハンガリーの夏で一番楽しい場所はバラトンですよ。湖の水は非常に質が高く、まるでミネラルウォーターのようです。特に子供がいる家族には理想的なレジャー場所だと思いますよ。また、バラトン周辺は、2000年以上の歴史をもつ、華やかで、カラフルなローマ時代に根付いたワイン文化を持つ地域であるのですよ。

バラトン湖は特別に大きいとはいえませんが(長さ77km、最大幅14km)、土壌学的には非常に多様性をもった湖岸となっています。ワインの味に一番影響するものは、やはり土壌や「テロワール」です。平らな南沿いは主に砂土、レス土壌、そして、褐色森林土ですが、丘陵地の北沿いは火山の玄武岩から、石灰岩を通して、 砂岩までバラエティ豊かな地域です!太陽をたくさん浴びることができ、また、その日差しを湖が地上へと跳ね返す、まさに、ワイン作りには理想的な日照条件の揃った気候ができるのです。

ワイン産業者は、この地中海環境で素敵な白いワインを作ることができるのです。バラトンの白いワインは、夏の食事に合う、軽くてフルーティだったり、友達との楽しい会話にぴったりの味の深みとミネラル感を存分に感じさせたりする、そんなワインです。

バラトン北沿いのおススメワイナリーは以下となっています:
Istvándy Pincészet【HP】住所:8283 Káptalantóti, Hegymőg dűlő【地図
Szeremley Borhaz【HP】住所:8258 Badacsonytomaj Fő út 51-53.【地図
Laposa Borbirtok【HP】8261 Badacsony Bogyai Lajos u. 1. 【地図
Figula Wines 【HP】8230 Balatonfüred Meleghegy【地図
Pálffy Pince 【HP】8274 Köveskál, Fő u. 40.【地図
Villa Tolnay 【HP】8286. Gyulakeszi, Csobánchegy 24【地図
Jásdi Pince【HP】8229 Csopak Arany János utca 2【地図
Tamás pincészet 【HP】8229 Csopak, Arany János utca 1【地図

南沿いも優れた 白ワインを作っていますが、それ以外にもフルーティで飲みやすい赤ワインも多く作られています。スパークリングワインから複雑な味の赤ワインまで多種多様なワインからお好きな一本を見つけることのできる、国際的レベルの品揃えです。
バラトン南沿いのおススメワイナリーは以下となっています:
Bujdosó Pincészet【HP】8636 Balatonlelle, Gárdonyi Géza utca 2. 【地図
Garamvári Szőlőbirtok 【HP】8638 Balatonlelle, Kishegy telep 42【地図
Légli Bortermelő Gazdaság【HP】8691 Szőlőskislak, Fő utca 44【地図
Konyári pincészet 【HP】 8638 Balatonlelle, Kishegy【地図

この地域の観光事業は急速に発展していて、近年ではビーチだけではなく、湖からちょっと離れると、トスカーナ州の雰囲気に似ている、美しい景色をあちらこちらにみることができます。この自然に抱かれた素敵な場所にはワインだけでなく、乗馬、自転車、ハンググライダーなどのいろんなスポーツ、音楽フェスティバル、グルメも楽しめる機会があります。北沿い一番のレストランBalatonakarattyaのSpoonや、南沿いはBalatonszemesのKistücsökを尋ねてみてもいいですが、普通にビーチでラーンゴッシュやパラチンタを食べて、スプリッツァ(白ワインに炭酸水を入れる簡単なカクテル、ハンガリー語ではFröccs『フルッチ』と言います)を飲みながらバラトンの夏を楽しむことも、ハンガリーらしくてオススメですよ。
《参考文章: BORIGOワイン雑誌編集長トンパ・イムレ》

今回 トンパ先生に勧められ頂きましたワイナリー、そして、ハンガリーグルメブログとハンガリー料理専門雑誌(Magyar Konyha Magazin)のおススメのレストランとカフェが掲載されているバラトンの地図を提供します。バラトンへ旅行を考えてる方々の役に立てば幸いです。【地図のリンク

バラトン湖に関する過去の記事****************************

バラトン湖を楽しみましょう ・ 第1集 レストランTOP5
バラトン湖を楽しましょう ・ 第2集レトロ風焼き魚
バラトンのグルメ旅行記 【1日目】
バラトンのグルメ旅行記 【2日目】
バラトンのグルメ旅行記 【3日目】
バラトンのグルメ旅行記 【4日目】

トンパ・イムレさんの過去の記事(日本語訳編)******************

ハンガリーワインの概要
トカイワインは「王者のワインにしてワインの王者」
和食にハンガリーワインを ~ソムリエの選択~
ハンガリーの最高の赤ワイン生産地

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by itadakimasu_hu | 2013-07-09 22:18 | ワイン