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ハンガリーを味わいましょう!
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2013年度のグルメ・フェスティバル
開催日:2013年5月31日~6月2日
場所:Millenáris Park, 1024 Budapest, Kis Rókus utca 16-20 (地図
(マムートの隣りにあります)
入場料:1dayチケット:2900HUF、 3daysチケット:5800HUF
(特典:ワイングラス、トカイ・フルミント1杯付き、ステージで作った料理の試食)
ホームページhttp://sziget.hu/gourmetfesztival/in_english(英語のみ)

グルメ・フェスティバルは、2007年以降毎年行われている、ハンガリートップ50の高級料理を提供するレストランのイベントです。ハンガリーで一番優れているワインメーカー、ワインセラー、グルメショップ、ケーキ屋さん、パン屋さんも参加しています。

このフェスティバルは、雰囲気を楽しむことができるのはもちろん、みなさんが食べたことのない美味しいものをお手軽な価格で食べることができたり、有名なコックが紹介した料理をご家庭でも楽しめるようにと考えられています。
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今年のグルメ・フェスティバルは、ハンガリーの一番人気な料理でもある、グヤーシュがメイン料理として選ばれました。家庭料理に高級料理を合わせるため、フェスティバルに参加する全てのレストランはグヤーシュを作ります。伝統的なグヤーシュ以外にも、独創的なスタイルや珍しい材料を使ったグヤーシュも登場しますよ。例えばArany Kaviárレストランのアミガサタケ(きのこ種)や猪肉入りグヤーシュ、Kistücsökレストランのフィッシュ・グヤーシュ、Vörös Homár魚屋さんのメカジキのグヤーシュなど、興味をそそるものでいっぱいです。

ステージでは、コックさんが様々な料理の作り方を披露し、いくつかの面白いプログラムも用意されています。おすすめ:
・チベットのグヤーシュ(金曜日、19:00~19:45)
・30分でデザートを作ろう!(土曜日、14:00~14:30)
・子供と一緒にカップケーキをかわいく!(土曜日、14:30~14:50)
・サーモン解体コンテスト(土曜日、18:00~18:30)
・ナス対決:二人のコックさんによるナス料理(土曜日、20時~21時)
・子供と一緒にビスケットつくり(日曜日、14:00~14:45)
・バーベキュー(日曜日、15:00~15:45)
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去年のグルメ・フェスティバルのビデオはこちら:【リンク
# by itadakimasu_hu | 2013-05-28 17:35 | イベント
バラトンのグルメ旅行記 【4日目】
旅程:Balatonlelle→Siófok

いよいよこの旅行の最後の朝がやってきました。起きてフェイスブックを確認すると、エステルの高校生時代の友達からメッセージが来ていました。BalatonlelleにいるならMarton Cukrászdaの名物ケーキを是非食べてみてね!というメッセージでした。

美しいお風呂場に「また会おうね」と別れの挨拶をして、Kishegyを自転車で降りて、Balatonlelleの町へとケーキ屋を探しに走り出しました。地元の人々に場所を教えてもらって、ちょうどお店がオープンする頃に目的地に着きました。迷わず、私たちは勧められたLellei Álomというケーキを朝ごはん代わりに注文しました。結構素敵なケーキが出てきました。小さくカットされた三角形のスポンジケーキにヌテラのレイヤーが!アイスケーキのようなケーキにホイップクリームとチョコレートシェービングのトッピングがかなり贅沢な朝ごはんでした。
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店名:Márton cukrászda
住所:Balatonlelle, Rákóczi utca 239. 【地図
電話:+36 (85) 554-950.
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朝ごはんをすませた私たちが次に向かった先は、予定していたBalatonszemesという、隣町にあるレストランでした。Kistücsökは、去年、バラトンTOP5レストランでも述べましたが、バラトン周辺の最優良レストランとして知られているところです。今まで食べてきたレストランの中でも本当に美味しいレストランはいくつかありましたが、Kistücsökとは、レベルがやっぱり違います。まずワインレストランといわれているBacchusよりもワインの種類がはるかに多いです。ワインメニューのボリュームを見るだけでも圧倒されてしまうほどです。
ハンガリーでも日本と同じように、お酒を飲んで自転車に乗ることは車同様に飲酒運転とみなされるので気をつけてくださいね。警察に捕まえるとひどいことになるので、今回、私は飲みたいのをグッとこらえて、Irsai Oliverを100mlだけにしました。

飲み物をオーダーすると、まず最初にレストランのウェルカムプレートが出てきました♪ 春のロール・キャベツ、パプリカソースとコリアンダーで味付けされたサワークリームという、とても軽くて美味しいウェルカムプレートでした。
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私が今回オーダーしたメイン料理は、Friss házi sajt grillezve, mogyorós uborkasalátával és barnarizzsel(ホームメイドチーズのグリル、ピーナッツトッピングのきゅうりサラダ、玄米)でした。玄米を食べてホームシックになっちゃった、やっぱり…何日間も続いてレストランの料理ばっかり食べていると、炊飯器で炊いた、普通の白いご飯が食べたくなりますね。Kistücsökの玄米はネギなどと一緒に炊いてあって、オリーブ油も入ってて結構ヨーロッパ風味でしたが、それでもこのカテゴリーでかなり美味しい玄米でした。キュウリサラダも美味しかったですよ~♪
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エステルが注文したMedvehagymás és parmezános rizottó posírozott tojássál (熊ネギとパルメザンチーズのリゾット、半熟玉子付き)は私にはちょこっとだけ塩辛かったですが、もともともリゾットがあまり好きじゃない人だったら、どんな素晴らしいリゾットが出てきても文句を言うかもしれません(笑)エステルは美味しそうに食べましたが。
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私はデザートに、Házi krémes gyümölcshabbal (ホームメイドクレーメシュとフルーツムース)をオーダーしました。ケーキ屋で売ってるクレーメシュと違って、生地が結構膨らんで、パリパリしてたので、ちょっと食べにくかったですが、味は良かったです。
そして、今回も、エステルがオーダーしたデザートの方が美味しかったです。エステルは甘いもの選び方が上手でうらやましいです。彼女はがオーダーしたのは、Napi torta ajánlatunk(日替わりデザート:今回は、カッテージチーズ団子とイチゴムース)。ホームメイドのカッテージチーズの濃度さがパーフェクトで、バニラと砂糖の絶妙なバランスも最高でした。私がオーダーした、何のフルーツを使ったムースかわからないものより、はっきりしたイチゴの味がするエステルがオーダーしたムースの方がはるかに美味しかったです(泣)
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店名:Kistücsök étterem
住所:Balatonszemes, Bajcsy-Zsilinszky u. 25. 【地図
電話:+36 (84) 360-133
メール: kistucsoketterem@t-online.hu
ホームページ:http://kistucsok.hu/
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当初の予定では、バラトン一周を完走するのではなく、南方にある大きな町、Siófokまで自転車で行って、そこから電車に乗って帰ってくる予定でした。けれども午後の天気がおかしくなってきて、雨がザーッと降ったり、やんだり、また降り出したりしたので、テンションがかなり下がってしまいました。景色も結局前の日とあまり変わらなくて、道も平坦な道で、自転車に乗っていても面白みがなくて...正直言って、バラトン南沿いを走ることに飽きてきてしまいました。Balatonszárszóの駅を通りすぎた頃、ちょうど「ブダペスト南行きの電車が5分遅れます」という放送が耳に届き、余計に気持ちが沈んでしまいました。恥ずかしいことに、目的地としていたSiófokまで頑張れきれず、15キロ前のBalatonszárszóで終了。帰りの電車に乗り、私の挑戦は幕をおろしました。

《さいごに》
今回の旅行では、夢だったバラトン湖一周をほぼ達成することができて、とても嬉しく思います。ハンガリー人の目からみたバラトン湖はいかがでしたか。今回の紹介では、ガイド本だけでは伝えきれない、いろんな美味しいレストランやワイナリー、美しい建物と自然が、実は調べると、もっといっぱいあるんだ!ということに気づいていただけたら幸いです。正直なところ、アタリとハズレがとても激しい観光地ですが、一回ぐらい行ってみる価値はあるのではないでしょうか。
ぜひ、今年の夏はバラトンを尋ねてみてください。そしてハンガリーのグルメブログに感想、体験談、困ったことなどなど、ご連絡下さいね☆お待ちしております。

バラトン湖に関する過去の記事************************
バラトン湖を楽しみましょう ・ 第1集 レストランTOP5
バラトン湖を楽しましょう ・ 第2集レトロ風焼き魚
バラトンのグルメ旅行記 【1日目】
バラトンのグルメ旅行記 【2日目】
バラトンのグルメ旅行記 【3日目】
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# by itadakimasu_hu | 2013-05-21 20:36 | その他
バラトンのグルメ旅行記 【3日目】
旅程:Keszthely→Balatonlelle

3日目の朝は寒かったので、気温が少し上がるのを待ってからKeszthelyを出発しました。

午前中に出発した私たちがバラトンの一番西に辿り着いた頃、やっと空が晴れてきました。バラトン湖の水が太陽の光を浴びて、キラキラと輝きだしました。また、線路の向こう側にみえた、牛の群れの中に一匹だけ灰色の牛をみつけて、私のテンションは更に上がりました☆

素敵な一日が始まる!そんな気持ちでワクワクしていました。
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バラトン湖南沿いは、完全なる平地なので、自転車で動くのには非常に楽しかったです。自転車道も北沿いより広く、走行可能な場所が多かったです。でも、時々、急に「Balatonkör」という表示の正式な車道表示になっていたりと、町からの抜け道の一部になっていたりして、ちょっと道が分かり辛かったりもしました。景色の移り変わりも北沿いより少ないです。自転車道からはビーチ、住宅地、線路、駅、そしてまたビーチ、住宅地、線路、駅の繰り返し、永遠に同じ道が続くように感じられます。 
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お昼頃には丁度Fonyódという町に着きました。軽く食事をしたかったので、私は、焼き魚にを食べました。Fonyódi Halsütöde はウナギも扱っているうえ、Balatonで釣れるいろんな種類の魚も焼いてくれるので、選択するのが大変でした。悩んだ末、私は、ブリーム(コイ科に属する淡水魚)を選びました。でも、出てきたブリームは小さく、骨を全部とったら、一口分くらいしか食べるところがなく、ハズレでした。魚と一緒に頼んだパンの一切れは結構大きかったので、とりあえずこれで夕食まで我慢しようと思いました。ウナギを注文すればよかったな...と思いながら、また自転車に乗って走り出しました。
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店名:Fonyódi Halsütöde
住所:Fonyód、 Bélatelepビーチの手前線路を渡った所【地図

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Balatonboglárという町に着き、水辺ではなく、Kishegyという丘へ向かいました。やっと景色が変わってきて、道沿いにはブドウ畑がみえてきました。いくつかの丘を越えて、Konyári pincészetというワイナリーに辿り着きました。Konyáriさんが出迎えてくださって、ブドウ園にある豪華なカントリーハウスに連れて行ってくれました。私の目には豪華に映りましたが、日本人からみたらどんな感じでしょうか。写真から想像してみてください。
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お庭もすごく懐かしい感じがして、心が落ちつくようでした。建物の中もまた、本当に、感動ものでした!!昔のヨーロッパの田舎の気高くて、シンプルで、綺麗なお部屋でした。おばあちゃんの家ではなく、子供のころ何回か尋ねた思い出がある、曽祖母の家にある「tiszta szoba」(客間ではあるが、昼間は利用してない綺麗なお部屋)のような部屋でしたが、広さは違い、2倍ぐらいの広さはありました。こんな空間が現在でもこの世に存在していることだけで、私は本当に幸せでした。
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お風呂場はベッドルームよりも好きでした。扱っている材質などが更に懐かしい感じを与え、美しいお風呂場でした。本当に特別な美的経験でした。プラスチックから作られた道具や家具、化粧品や化学薬品がまったくない、ナチュナルで素晴らしい空間でした。お風呂に入るときはまるで昔の貴婦人であるかのような感じでした。欲を言えば、トイレだけを別部屋にしてくれたら完璧♪と思いました。バラトン湖を一周する4日間で、ここが一番ハンガリーで魅力的なところにみえました。
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ダイニングと台所は別々の建物でしたが、それもとても素敵だったので、もちろん写真をとりました(笑)家具もキッチン道具も、昔の田舎の生活の本格的なもので、とても可愛かったです。電子レンジとケトルを壊してしまいましたが…
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アパートメントを出て、山の上に向かってさらに200mを上ったところに、Majtényi PrésházというKonyáriさんが経営しているレストランがあります。バラトン湖で一番景色が綺麗といわれているのでみにきましたが、残念ながらまったく晴れてない夕暮れだったので、風景は完全に灰色…非常に残念でした。気分を入れ替えて、とりあえず料理を頼みました。私はVörösboros vadpörkölt és galuska(赤ワインの鹿シチューとガルシュカ)そしてエステルはZsályás camemberttel töltött csirkemell és burgonya(サルビア/セージとカマンベールチーズ入りの鶏胸肉のフライとポテト)を食べました。両方とも家庭的な味でとても美味しかったです。
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夕食だったので、エステルもワインを飲みました。彼女は甘いワインが好きなので、二人でFurmintを飲オーダーしました。不思議と飲み始めたら、あの灰色だった景色がだんだんとカラフルになってきてしまいました♪
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甘いワインと一緒に食べる、久しぶりのGundel palacsinta(グンデルのクレープ)も美味しかったです。
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店名:Majtényi Présház【地図
メールアドレス:kat.konyari@freemail.hu
電話番号:+36 20 968 2397
住所:Balatonlelle, Kishegy
確実な住所がないので、以下の写真の教会の隣
としか書けませんが、Kishegyに道が一本しかないので絶対に見逃せない☆
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# by itadakimasu_hu | 2013-05-20 03:46 | その他
バラトンのグルメ旅行記 【2日目】
旅程:Révfülöp→Keszthely

この日は、バラトン周辺の首都といわれているKeszthelyをたくさん観光する予定だったので、朝早くホステルを出て、午前中は休まずにKeszthelyまで自転車を乗りました。
途中の景色がとても綺麗でした。
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Badacsonyのワインも、ハンガリーワインの中で有名なワインの一つです。Badacsony山は玄武岩の火山だったので、ここでできるワインの味ではミネラル感が強いといわれています。Badacsonyワイン産業地域の代表的なブドウ種類は、Olaszrizling, Rizlingszilváni , Szürkebarát, KéknyelûとZeusz の5種類です。Badacsonyのワインはアルコール濃度の高い、フルボディなものです。よいビンテージの年では、アイスワインができるブドウも珍しくないです。
Badacsonyの町を通り過ぎた頃、ワインルートの看板を見かけました。Badacsonyのワイナリーは観光客を惹きつける為に力をいれているんだと思いました。珍しいですね。
Badacsonyのウェブサイトにはワインルートの地図が載っています。ご覧下さい。
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お昼すぎにはKeszthelyの町中から北方向にある、街中心部から少し離れたペンションに着きました。もともとは隣の町のGyenesdiásにある「さらいペンション」という日本人が経営している所に泊まる予定でしたが、残念ながらいっぱいで、インターネットで他の宿泊施設を探さないといけなくなりました。バラトン旅行を考えている方は、さらいペンションのホームページをご覧下さい。楽しい情報がいっぱい載ってますよ☆

今回、インターネットで見つけたペンションは最高でした。部屋が広くて、明るく、綺麗で、バルコニーもあって、本当にお手頃価格のお部屋でした。ペンションを経営している若い夫婦もとっても優しくて、用心深い人たちでした。部屋にはびっくりプレゼントの乾燥りんごの可愛いパッケージやKeszthely, Heviz, と西バラトン一般的の地図等を用意してくれていました。
このペンションは、特にアクティブレクリエーションが好きな人におススメです。ここは様々なプログラム(セーリング、ハイキング、カヤック/カヌー、洞窟探検、サーフィン等)を企画していた夫婦が経営するペンションです。詳細は、こちらのペンションのウェブサイトをご覧ください。(※英語が通じます)
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昼食は町中心にあるBacchus Bormúzeum és Étteremへ行きました。この地域のワインを種類豊富に提供してくれるレストランです。メニューにはZala Megyeの特別料理もたくさん揃っていました。
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私はソーヴィニョン・ブランを飲みたかったので、それに合う魚料理を頼みました。エステルはアルコールを飲むと直ぐに眠たくなるタイプなので、ワインではなく、ソフトドリンクをオーダーしました。
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私が注文したRostonsült fogasfilé fehérbormártással, roppanós párolt zöldségekkel(白身魚のグリルの白ワインソースがけと蒸し野菜)を食べました。やっぱりおかずの野菜はここでも冷凍品でしたが、その他のものは全部美味しかったので、許しました。
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エステルが食べたSpenóttal és mozarellával töltött jércemell sajtmártással(モツァレラチーズとほうれん草入りチキンのチーズソースがけ)も美味しかったです。
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特にエステルがオーダーしたデザート、 Totyogós túrópalacsinta otelló szőlőlekvárral(カッテージチーズ入りパンケーキとオセロブドウのジャム)は美味しく、オススメです。オセロブドウから作られたジャムはとびっきり素晴らしい味だったようです(笑)
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Panna cotta vegyes gyümölcs szósszal(パンナコッタのフルーツソースがけ)も良かったすが、普通に上手にできたパンナコッタでした… エステルがオーダーした地域オリジナルのパンケーキを味見させてもらいましたが、とても羨ましい味見でした;_;
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店名:Bacchus Bormúzeum és Étterem【地図
住所:Keszthely, Erzsébet királyné útja 18
電話番号:+36 83 510 450
メール:info@bacchushotel.hu
ホームページ:http://bacchushotel.hu/?chlang=en&t=5576
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Keszthelyがバラトン周辺の首都と考えると、文化的な中心地はフェシュテティチュ宮殿です。18世紀のバロック様式で建てられた歴史的価値のある建物の中には、非常に面白いギャラリーや博物館が数多く入っています。強大な図書館や地下のワイン博物館、昔の貴族の生活を紹介する展示等々!!!宮殿の公園も東ヨーロッパで珍しく、イギリス風につくられており、もちろんその中には、17~19世紀、貴族の中で大人気だった熱帯植物がいっぱいのオレンジの温室もあります。また、昔の貴族のもう一つの趣味であった狩猟も、宮殿の公園の反対側にある狩猟博物館でみることができます。
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ディナーは、ペンションのお姉ちゃんが勧めてくれたJóbarátというレストランに行きたかったのですが、頭痛がひどかったので、薬を飲んで朝までぐっすりと休みました。たぶん熱射病にかかってしまったのだと思います。また機会があればいつかこのレストランも行ってみたいと思います。そして、また、みなさんにレポートできたらな、と思います。
# by itadakimasu_hu | 2013-05-16 16:56 | その他
バラトンのグルメ旅行記 【1日目】
バラトン湖を自転車で一周することは私の昔からの夢でした。しかし、タイミングが難しかったうえ、一緒に行ってくれる人がなかなかみつからず、今まで叶えることができませんでした。
実は、バラトン湖を一周することは、ハンガリーの運動好きな若者の中では非常に人気度の高い旅行なのです。約200キロ続く自転車道は、このハンガリーにはここしなないかもしれません。しかも景色は、とても綺麗です。夏休みに一周する人も多いですが、とても暑く観光客が多いうえ、道路も混むので私は春がいいなと思っていました。
毎年4月頃「Balatonkör」というバラトン湖を24時間で一周するチャレンジが行われますが、私には24時間で200キロは無理でしょう。いろいろ食べてみたいし…(笑)
そんな中、今年、チャンスが私にも巡ってきました。エステルという友達が、やっと「いいよ」といってくれたのです。ちょうど、会社の連休も5月明けになったので、今年、ようやく私の夢が実現したのです☆

旅程:Balatonfüred→Tihany→Révfülöp

私たちと同じように、Balatonfüredで電車を降りてバラトンを自転車で一周しようとしている親切なお兄さん達に、自転車を降ろしてもらったところから私たちの旅は始まりました♪
自転車道がどこにあるかわからず走り出した私たち。71号線道路を自転車で走り出したら、すぐに警察に止められて、自転車道を走りなさいと言われ、お巡りさんに場所を教えてもらいました。お昼前にはTihany半島に着いて、Tihanyの修道院の日陰でバラトン湖を眺めながら休憩しました。
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疲れも取れたし、お腹空いたね、ということで、教会の横にある、公園から続く観光客のため商店街をブラブラして、目的のレストランへとたどり着きました。
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そこには、私がハンガリーの伝統的な焼き物の中で一番好きなMiska kancsó(ミシュカ・カンチョー)という昔のHuszár(フサール)とよばれる19世紀の軍人の形をしている水差しもありました。
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Tihanyで買うお土産といえば、ラベンダーの手作り品物です。Tihanyのお土産のそれらは、1920年代にフランスから持ってきたものですが、ラベンダーには、Tihany半島の火山岩がよく合うため、精油の割合はフランスのラベンダーよりも高いと国際的に有名です。
この素敵なハーブを中心とするラベンダーフェスティバルは毎年開催されます。今年は、6月22~23日にありますが、来月にまた、このイベントについて詳しい情報をお知らせします。ラベンダーの天然オイルが安く買えるので、私は来る度購入します。皆様にもおススメです。
それ以外にも、日本人には珍しいでしょうか、ラベンダー味のミルクチョコやラベンダーオイル入りのヤギのミルクで作られた石鹸もよく買います。写真のLevendula Bolt(ラベンダーの店という意)にはラベンダーのいろんな可愛い小物が売っているので、Tihanyに来ると必ず立ち寄ります。ラベンダーショップのホームページはこちらです。
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散歩途中で見かけた、とても可愛いお店です。家に庭があれば是非ともこんなカラフルで可愛いアクセサリーで飾りたいな~と思いました。
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ランチは、ラベンダー味のタルタルソース付の焼き魚を食べる予定でしたが、何とレストランが閉鎖されていました。しょうがなく近くにあった、お客さんが多いレストランに入ってしまう馬鹿な選択をしてしまいました。このレストランの名前はFogas csárdaです。バラトン周辺レストランのブラックリストの一番上にご記入下さい。入って大失敗でした。エステルはまだあまりお腹がすいてないといって、ただのRántott sajt rizzsel és tartármártással(タルタルソース付きチーズフライとライス)にしました。私はAszalt szilvával töltött pulykamell burgonyakrokettel(七面鳥胸肉のプルーン巻きとポテトコロッケ)を注文しました。まさかスーパーで購入する冷凍食品を出してくるとは思いませんでした。お客さんの料理を作る気のない人たちが、何でレストランを出すのか、良く理解できませんでした。その時のショックがあまりにも大きすぎて、文句を言えずに出された料理を食べてしまいましたが…
私達は自転車が見えるようにテラスに座りましたが、私たちが入る決めてとなった大勢の人の正体は、ドイツ人の老人観光ツアーグループでした。食事を終え、ドイツからハンガリーに旅行に来てこんな最悪な料理を食べさせる旅行会社が存在することに腹が立ちながら、私はお手洗いを探していました。お手洗いの前にこのレストランの唯一の魅力点というか、楽しい所がありましたので紹介します。それは、地下にある、トイレの入り口すぐ横にあった適当おばあちゃんのびっくりカロチャのお店です。壁がカロチャ刺繍の品物で溢れかえっていて、コーナーではおばあちゃんが頑張って刺繍をしていました。
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店名:Fogas Csárda
住所:8237 Tihany Kossuth Lajos utca 9
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「不幸は続いてやって来る」ともいわれますね。この旅行の1日目の午後は信じられないほど運が悪かったのです >_<“

Tihanyを出て、山から下る途中、いろんな素敵な景色を目にしながら、バラトン一周の自転車道のメイン通りに戻ってきました。バラトン北沿いと言えば、南沿いに比べて、道のアップダウンは激しいです。旅に出る、となると、自然に「なんとかなるさ!」モードになる私は、リュックサック一つで、バックパッカーそのもの♪でも、何十キロの荷物を積んで上る道は、エステルには、かなりきつかったようです。
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バラトンの北沿いを旅すれば、歴史を感じる、遺跡に出会う可能性は高いです。私達も、自転車道をちょこっと離れたところで、趣のある13世紀の教会の名残など、いくつも発見しました。自然に抱かれた古い建物は、入ると落ちつきます。ブダペストの近くにあれば、もう落書きだらけになってるでしょう。
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Balatonakaliを通りすぎ、あと15キロしかないと、心から喜ぶ中、突然私の自転車が物凄く乗り難くなりました。タイヤがパンクしていたのです(>_<;)次の町は約5キロ先でだったので、Balatonakaliに戻るしかなかったのです。運がよくタイヤを交換できるサービスステーションを見つけました。自転車でバラトンを一周しようと考えてる方には、バラトン周辺の自転車サービスステーションの住所を、あらかじめ調べておいたほうがいいでしょう。今回、助けてもらったお店のホームページはこちらです。自転車の保管、貸出し、修理以外にも、シャワー、ドリンク、食事等のサービスもあるので、Balatonakaliに行くことがあれば、ビールでも飲みに入ってみてください。
一度あることは二度あるとは、このことでしょうか。自転車を修正してもらってる最中に突然嵐が来ました。近くの電車の駅が私達を呼んでいるというような気がしましたが、我慢して嵐がおさまってから、次の目的地へと自転車で走り出しました。
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夕方6時頃、やっとRévfülöpに着きました。そこで次のピンチが現れました。親戚のおばさんの別荘に泊まるはずでしたが、何とベッドルームに入った瞬間、動物が動いてる物音に気がつきました。別荘なので、半年ほどの間、だれも使っていなかったのです。その隙を狙ってネズミたちが住み着いてしまっていたのです。しかも箒で壁を叩くと、2、3匹とかではなく、結構の数のネズミの足音が聞こえたので、無料の宿泊を直ぐにあきらめて、おばさんに断りの連絡をし、近くのユース・ホステルの部屋を予約しました。

ハプニングばかりが続いたせいで時間がかなり遅くなってしまい、計画した2つ目のレストランにも行けなくなる!と不安になった私たちは、荷物を素早く置いて、まるでその日何もしなかったように、自転車を信じられない速さでTóth Vendéglőというレストランまで飛ばしました。

このレストランは、私の家族が10年間以上通っている、お気に入りのレストランのひとつです。家族経営で、丁寧な接客に、とても雰囲気のいい店内、食べ物は本格的なハンガリーの家庭料理を出す、とっても美味しいレストランです。急いで行ったにもかかわらず、着いたのはもう8時でした。9時閉店だったので、ドキドキしながらウェイターのおじさんに注文できるかを聞いてみました。おじさんは難しい顔をして「どうかな…」みたいなことを言いました。冗談だったのですが、私はもう泣きそうになりました。そんな私の顔を見て、「もちろん、こちらへどうぞ」笑いながら席まで案内してくれました。
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このレストランのオススメは、Natúr pulykamell „Falusi” módra(田舎風七面鳥胸肉のグリル)とVadas marhasült spagettivel(ウァダシュ・ソースのビーフのグリルとスパゲッティ)です。田舎風ターキーというの七面鳥の胸肉をグリルして、ハムとジャガイモのランゴシュに挟んで、上にサワークリームとチーズがかけられた一品です。ターキーが嫌な人は豚肉バージョンでも頼めますよ。夕食には大きすぎなので、今回は頼みませんでしたが、オススメです。
Vadas mártásというハンガリーの独特のソースは食べたことありますか?なかたっら宿題です:食べてみて下さい(笑)とても美味しいですよ。元々、鹿や猪の肉から作られていたことから、狩人のソースという名前がつけられたのです。これは、肉を入れなくても作れるし、森の動物が少なくなってきたので、最近は牛肉で作られているほうが多いですが、味はニンジン、たまねぎ、サワークリーム、マスタードの調和がいかにとれてるかが重要だと思います。Tóthでは牛肉でも鹿肉でも食べれますが、どちらも美味しすぎ!です。牛肉でオーダーするとパスタがついてくるというので、私は今回それにしました。
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エステルが食べたFokhagymás szűzpecsenye parasztos burgonyával(砂肝のガーリック炒めとポテト)も美味しそうですね。
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店名:Tóth Vendéglő
住所:8253 Révfülöp Kacsajtosi út 16【地図
電話:+36 87 464 406
ホームページ:http://www.tothvendeglo.hu/


とにかく、大変な1日目でした!!!
# by itadakimasu_hu | 2013-05-14 20:39 | その他