1 ![]() ベレシュマルティ広場のクリスマスマーケット Budapesti Karácsonyi Vásár 時期:2013年11月27日~12月24日 開店時間:10時-20時(日~木曜日)、10時-21時(金・土曜日) 12月24日に10時-14時まで 場所:ベレシュマルティ広場 (Vörösmarty tér)、ブダペスト (地図) ホームページはこちらです(英語のみ) ブダペストの一番有名なクリスマスマーケットはベレシュマルティ広場のマーケットです。華やかにライトアップされた広場は100以上の露店を連ねて、まるでおとぎ話の世界のようです。 ジェルボーカフェの建物正面はまるで強大なアドベントカレンダーのようになって、毎日17時に当日の窓を開き、窓の向こうに現れるクリスマスに関するイラストを楽しめます☆ このマーケットの特殊は高品質のハンドメイドの工芸品です。クリスマスオーナメント、ろうそく、手袋、錬鉄製品、そして他の場所に見つけることができない特別な製品も手に入ることができます。クリスマスの伝統的な料理、焼き魚、ハラスレーやロールキャベツなど (töltött káposzta)も味わうことができます。 ![]() ブダペスト都心のアドベント・マーケット Advent a Palotanegyedben 2013年12月1日~23日 場所:Budapest – Józsefváros, Palota negyed – Kálvin tér – Reviczky utca – Mikszáth tér(地図) ブダペスト都心のマーケットにもクリスマス用品や民芸品伝統的や現代の手工芸品を手に入れます。クリスマスクッキーの作り方が紹介され、子供と大人も一緒にクッキーを作れるチャンスです。キリスト様が生まれた小屋に似てる「ベツレヘム厩」で羊をなでることができます。 ![]() 国際的クリスマスマーケット Nemzetek Karácsonya Budapest 時期:2013年11月29日~2014年1月2日 開店時間:毎日10時-22時 場所:1088 Múzeum krt. 14-16. Budapest (地図) 国立博物館には様々な国民が特別なクリスマスの習慣や料理を紹介されます。ハンガリー、フィンランド, フランス、イタリア、ロシア、ドイツ、ギリシャ、チリ、メキシコ、スイス、オーストリア、ブラジル、セルビアの伝統的な料理を味わいことができます。その上、それぞれの文化の伝統によって自分たちの独特なデコレーションで飾られたクリスマスツリーが見られます☆ このクリスマスマーケットでは古美術品、ハンドメードお菓子やクリスマス用品も手に入れますよ。 ![]() WAMPデザインマーケット 時期:2013年12月8日、15日、22日(10時~18時) 場所:Millenáris B(地図) 入場料:500 HUF ユーニックなクリスマスプレゼントやお土産を探しているなら、WAMPをおススメします! 以前のWAMPマーケットと同様に、ハンガリー人の若いデザイナーに作られた特別な服、アクセサリー、可愛いステーショナリー、温度によって模様を変えるコップ、縫いぐるみ等が売られています。 この季節の典型となる食品、ハンドメイドチョコレート、様々な蜂蜜、調味料、ジャム、ドライフルーツなどを味わって、買うこともできます。WAMPで始めてクルミを特殊化するDIOというお店のクルミから作ったジャム、サラミ、バターも手に入られます。 ![]() 工芸クリスマスマーケット Iparművész Karácsony Creative Arts Fair 2013年12月6日~8日 場所:工芸美術館、1091 Budapest, Üllői út 33-37 (地図) 入場料:大人一人:800HUF、家族:2000HUF、美術展含めて大人一人:1500HUF 開店時間 12月6日:14時~20時 12月7日:10時~20時 12月8日:10時~18時 毎年工芸美術館でクリスマスマーケットが行われます。今年も100人以上の芸術家の独特な製品、宝飾品、アクセサリー、織物、クラフト紙等々を販売します。そして「à table! | boulangerie-pâtisserie」ケーキ屋のクリスマスケーキも味わうことができます。 ![]() クリスマスマーケットを楽しめ方♪ ※体を温めるホットワインを飲みましょう シナモンなどの香辛料をいれてあたためた赤ワインは冬の季節にぴったりです。ノンアルコールもあります。 (ちなみに美味しいホットワインのレシピはこちら) ※クルトゥシュ・カラーチ(巻き焼きパン)を食べながらマーケットを歩きましょう。 ※写真を撮りながら、マーケットを一周してお気に入りのお店を見つけましょう。 ※週末の午後なら観光客がうじゃうじゃしているので、お店をゆっくり見たい方は平日や週末の午前中にマーケット訪ねてみて下さい。イルミネーションがみたいならしょうがなく夕方行かないと楽しめませんが…仕方がない、2回も行かなきゃ!!(笑) ※友だちと一緒に行くともっと楽しい ■
[PR]
▲
by itadakimasu_hu
| 2013-12-07 18:40
| イベント
![]() 「アドベント」というのは「待降節」という意味で、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間の事です。 簡単に言うとイエス・キリストの誕生日パーティーへの準備です。(笑) イエス様が人間の罪をなくすために、地球に人間として生まれたというのがこの宗教の一番重要な神話なので、年中行事の中でクリスマスとイスターが大きな行事になります。 この頃の資本主義文化では、世界中でプレゼントの買い物がクリスマスの主な準備となってしまいました。残念ながらこの傾向は伝統的なカトリックの国々でも多く見られます。でも幸いなことに私達の世代でも、受け継がれたクリスマスの伝統を楽しめるものがいくつかあります。 アドベント・リース (Adventi koszorú) ![]() アドベントリースは、クリスマスを待ち望む家の信仰的なデコレーションと言えます。 元々荷馬車の車輪から作られたそうですが、最近はわら、苔、松のリースが一番多く、市場や花屋でベースを買って、家でキャンドルを立てて、いろんなデコレーションをつけて作る習慣があります。もちろん完成しているものも買えますが、クリスマスムードを盛り上げるために自分で作るのも楽しいと思います。円形であれば何でもいいですし、蝋燭4本を立てるだけでとても簡単♪ アドベント中の日曜日毎に、アドベントリースの蝋燭の光が一本ずつ増えることは救世主イエス様の誕生が段々と近づいていることを意味し、カトリック信者の喜びが広がることを光が増えることに例えています。蝋燭一つ一つに意味があり、信仰、希望、愛、喜びの順番でキャンドルに火をつけ、クリスマスまでの心の準備をします。最初の3本は紫色、4本目は桃色なのが伝統的なスタイルで、クリスマス・イブにはろうそく4本すべてが灯され、ツリーの灯りとは違う神聖なムードに引き込まれます。 メーゼシュカラーチ (Mézeskalács) メーゼシュカラーチ、いわゆるハンガリー風ジンジャーブレッドはずっと昔から、ハンガリーでクリスマスが広められる前から作られています。砂糖がなかった時代では、甘いものがとても高かったためメーゼシュカラーチも高級品でした。男性は好きな女性に婚約の意向を明確にするために鏡付きのハート型のメーゼシュカラーチを渡す習慣がありました☆ メーゼシュカラーチの歴史がとても長いのに対し、クリスマスの行事はわずか2百年前から始まったと言われてますが、今ではハンガリーの代表的なクリスマス菓子になりました。クリスマス菓子の中で、私はメーゼシュカラーチ作りが一番楽しいと思います。アイディアを出し合いながら、オリジナルのクリスマス飾りを家族や友達と一緒に作れるので大好きです。今年のアドベント・リースはメーゼシュカラーチを使って作りました。日本では馴染みの無い珍しいタイプのリースですよね。皆様も家でこんな可愛いお菓子を作ってみてはいかがですか☆ ![]() 材料(いっぱい遊べる分☆) 蜂蜜 500g バター 250g 砂糖 250g 小麦粉 1kg クローブパウダー 1大さじ シナモンパウダー 1大さじ 重曹 1小さじ 卵 1個 つや出し用: 卵 1個 溶かしマーガリン 30g アイシング: 粉砂糖200g 卵白1個 ①蜂蜜を鍋に入れ、小さく切ったバターと砂糖を加え完全に混ざるまでで弱火で温める。 ②①を温めている間、大きなボールに小麦粉、クローブ、シナモンそして重曹を入れ混ぜ合わせる。 ③②に温くなった①を入れ、卵を加え均一になるまで混ぜ合わせる。 ④できた生地をラップして2-3時間ほど冷蔵庫で寝かせる。 ⑤生地を冷蔵庫から取り出し、小麦粉を振りかけた台の上で、生地を伸ばす。(3mmの厚さが望ましい) ⑥クリスマスらしい型(星、ハート、ツリー等)で抜く。 ⑦ベーキングトレイにのせ、つやだし用の液を塗り、180~200 度のオーブンで10分程焼く。 ⑧オーブンから出した直後は割れやすいので、少し冷えるまで待つ。 ⑧アイシング用の粉砂糖を一度ふるいにかける。 ⑨卵白に粉砂糖を加えしっかりと泡立てる。 ⑩ナイロン袋にアイシングを入れ、袋の角に小さい穴を開け、軽く押しながらクッキーの上にお好みの模様を描く ☆コツ:アイシングがにじんでしまった場合は、完全に乾いてから取ると綺麗に取れる☆ アイシングが固まったら出来上がり!!! ■
[PR]
▲
by itadakimasu_hu
| 2013-11-30 05:05
| レシピ
![]() 材料 小麦粉 300 g バター 200 g 粉砂糖 100 g 卵1ケ バニラシュガー 1袋 (10 g) 塩 ひとつまみ すりおろしたレモンの皮 お好みのジャム 仕上げ用の粉砂糖 作り方: ①小麦粉と粉砂糖は一緒にふるっておく。 ②バターは冷蔵庫から出し、室温になるまで待つ。(溶かしてはいけない、柔らかすぎたら使いにくくなる) ③キッチンロボットを利用する場合、バター、粉砂糖、卵黄の順によく混ぜ合わし、それから小麦粉、バニラシュガー、レモンの皮と塩も入れ、マシンで全部混ぜ合わす。 ※手動でやる場合は、バターを指先で溶けないように手早く崩したら、粉砂糖、卵黄の順によく混ぜ合わせ、小麦粉、バニラシュガー、レモンの皮と塩も入れてよく混ぜる。 ④出来上がった生地をラップに包み、冷蔵庫で最低30分間ねかす。(一晩でもいい) ⑤生地を冷蔵庫から取り出し、小麦粉を振りかけた台の上で、生地を伸ばす。(3mmの厚さが望ましい) ⑥可愛いクリスマスらしい型(星、ハート、ツリー等)で抜く。 ⑦ペアになるうち、1枚を選び、その真ん中あたりを小さい星やハート、丸などのお好きな型で抜き、卵白で片面を塗る。 【☆卵塗った面に色んなナッツやキャンディーなど飾ってもっと可愛くすることも可能です☆】 ⑧ベーキングトレイにのせて、180~200 度のオーブンで10分程焼く。 ⑨焼き上がったクッキーの穴が開いてない方にお好みのジャムを塗り、その穴の開いたクッキーを上に乗せる。 ⑩分量外の仕上げ用の粉砂糖を振りかけ、出来上がり。 保存期間:クッキー専用箱に入れた場合2週間ぐらい持ちます。 色んな飾り方の写真: ![]() ![]() ■
[PR]
▲
by itadakimasu_hu
| 2012-12-22 05:12
| レシピ
![]() ハンガリー人が一番大切にするお祝いはクリスマスです。12月24日の夜は、家族のみんなが集まったり、長いこと会えなかった親戚に会える、素敵な機会です。ハンガリーでは、アメリカや西ヨーロッパの国と違って、クリスマスのメインの日は25日の朝ではなく、24日の夜です。 風習などによってこの時期に食べるものはちょっとずつ違いはあっても、24日の夕飯には魚を食べます。焼き魚とHalaszle(ハラースレー)という魚のスープです。たとえ、魚が嫌いでも、クリスマスは、皆がみんな、頑張って魚を食べます。それでも、今は、アメリカ人みたく、ターキーを食べる家族が増えているのも現実です…そんなハンガリー人の国籍は取り消してやりたいです(._.)“ 翌朝には、お祝い事に登場するKuglof(クグロフ)という甘いパンのような、焼き菓子を、生クリーム入りホットココアと一緒に食べます。そして、お昼には、ロールキャベツを食べます!!!その後は、お母さんたちにゆっくり休んでもらうために、残り物を食べます(笑)26日からの過ごし方は、24日の日に、一緒に過ごすことのできなかった親戚の家に行ったりして、また、おいしい食事をよばれます。親戚がたくさんいれば、27日や28日にも食事会が続きます。最終的には、間違いなく毎年お腹を壊します(笑) でも、クリスマスの本当の主役は、魚やキャベツではなく、ケーキです。いくら厳しいダイエットをしている人でも、クリスマスは、ケーキを食べます。準備は、当日の数日間前から始まります。どこの家族もそうかはわかりませんが、私の家族は、女性がたくさんいるので、クリスマス前のケーキ作りが、なによりも楽しい時間です。ケーキの種類はもう…数え切れないぐらい多いです。 どの家でも作るケーキは、Beigli(ベイグリ)とMezeskalacs(メーゼシュカラーチ)です。Beigliとは、芥子の実やナッツが入ってるクリスマスのロールケーキで、Mezeskalacsは、ジンジャーブレッドに似ていますが、いろんな可愛い型で抜いてアイシングなどをしたケーキです。ツリーの飾りに使う家が結構多いです。 ![]() この他にも人気のあるケーキは、ドイツ由来のPuspokkenyer(ドイツのWeinacthstolleに似ています)。これは、スーパーでたくさんの種類を売っています。お店で買っても美味しいですが、かなり甘いですよ。BobajkaおよびMakosgubaも人気です。Bobajkaは、クリスマスの人気のあるケーキの中でいちばん作り方が簡単なので、買う人は少ないと思います。 ![]() 親族が来た時には、Mezeskalacsのような室温でも長く持つ、装飾された、小さいケーキを出します。また、Linzer(リンツェル:ジャムなどがサンドされたタイプのクッキー)もMezeskalacs同様、室温長期保存が可能なので、よく作られますが、Mezeskalacsの生地と全然味が違います。Hokifli(ホーキフリ)は、親の代で大人気だった伝統的なクリスマスケーキです。粉砂糖がまぶされた、雪が降った感じの懐かしいお菓子です。おばあちゃん家に行けば必ず出てきます。 ![]() それから、ハンガリーのクリスマスに必要不可欠な甘いアクセサリーは、Szaloncukor(サロンツコール)です。見た目は小さいキャンディーのようですが、マジパンなどをチョコレートでコーティングしたかわいいチョコレートです。これは、ハンガリーのクリスマスツリーの伝統的な飾りになってきました。この可愛いカラフルラッピングされたお菓子は、いろんな味があり、どこでも買えますが、実はあまり美味しくないです。最近では、SzamosやHorvath等の大きなケーキ屋さんで、結構いいお値段ですが、特別な味の手作りSzaloncukorを買うこともできます。かなり昔から家で作っている飾り用お菓子といえば、Habcsok(ハブチョーク)です。材料がとても安くて、子供でも作れるぐらい簡単なレシピ(お砂糖の入った卵白を泡立てて、形を作って、焼いて、出来上がり:メレンゲの焼き菓子)です。一番人気のある種類は、このメレンゲから作った円形のHabkarika(ハブカリカ)です。着色料を加えることで、いろんな可愛い飾りが作れます。 ![]() クリスマス前に、オススメケーキのレシピをブログに載せようと思いましたが、どれにしたらいいか分かりません。 (Facebook)に投票を載せたので、一番気になるケーキを投票して下さい。 ■
[PR]
▲
by itadakimasu_hu
| 2012-12-12 06:14
| その他
1 |
カテゴリ
以前の記事
2015年 06月 2015年 03月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 ランキング
記事ランキング
検索
タグ
ブダペスト(50)
フェスティバル(27) レシピ(18) レストラン(16) ワイン(16) 田舎(13) 伝統(11) キャンペーン(9) Hungaricum(9) イースター(8) バラトン(8) ケーキ(7) スープ(6) デザイン(6) フェア(6) 魚(6) 日記(5) お菓子パン(4) クリスマス(4) ビュッフェ(3) その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||